突然の出来事に驚く

                                     
平成27年3月19日

                                                                                    八木 真之助

5年程前(75歳頃)八王子市内のテニスコートでテニスの試合中に、心筋梗塞に襲われて倒れたことがあった。心臓の周りの血管が細いところが数か所見つかり、ステントという管を8か所挿入して何とか一命を取り留めた。ここ数年の間に5回ほど失神して救急車で搬送されるという事態があった。そこで今回平成27年3月3日、心臓血管の検査としてRI検査(核検査)を行ったのであるが、そのテストの最中に不整脈による心不全を発症して、緊急入院となった。

RI検査では最初に自転車漕ぎによる心臓の負荷テストを行う。まず薬剤の点滴をしながら自転車を漕ぐのであるが、自転車のペダルにも1分ごとに負荷を懸けてゆく。テストを始めて5分程して異常事態が発生した。目前に心電図や脈拍を表示するパソコンの表示パネルが設置されているが、それを見ながら自転車漕ぎをしていたが負荷の異常に気付き、表示パネルを眺めると心電図の画面が異常に上下しており、脈拍も200を超える異常な数字であった。その後すぐ頭が朦朧となって意識不明に陥った。その後ふっと気がついて眼をあけると、先生が私の心臓を一生懸命に押して人工呼吸をしているではないか。びっくりした。

後で先生のお話を聞くと心肺停止をしていたらしい。私の胸には大きな火傷のような跡が残っていた。電気ショックをあたえて、その後先生が人工呼吸をやっていたということである。意識が回復した後、ICU病棟(集中治療室)へ搬送され、翌日まで隔離された。翌3月4日には循環器内科の一般病棟へ移された。3月9日カテーテル検査で、心臓関係の血管調査を行うこととなったが、その結果心臓周辺の血管には特に血管詰まりは見られず、異常はなかったということであったが先生の勧めもあり、今回ペースメイカーを挿入することとなった。最近のペースメイカーは小型化され、性能も大いに向上し、10年位は持つということであり、80歳になった私としては、どうするか迷ったところであるが、先生の勧めに応じることとした。3月10日ペースメイカー挿入の手術を受ける。

ペースメイカー手術は局所麻酔で行うということで、約2時間を費やした。胸部の左上に機械を埋め込む手術であり、手術そのものはあまり苦痛もなく終了したが、その後の養生が大変であった。その後数日間は左腕を動かすことが出来ず苦しかった。私が挿入したペースメイカーはビオトリニック(BIOTRONIK)のVVIという機種であり、手術後3日目に機械の稼働検査を実施して正常に設置されていることを確認した。この検査は麻酔をかけて後、心臓に電気ショックを与えて、不整脈を起こして挿入したペースメイカーの作動を確認するものである。手術後6日で、半分抜糸、翌7日に残り半分を抜糸して手術8日後27年3月18日(水)に無事退院することが出来た。RI検査は過去毎年1回実施していたが、こんな事態になったのは初めてであり、大いに驚いた次第である。 なお、ペースメイカー挿入は身体障害者となるとのことで、早速市役所に障害者手帳の交付を申請した。さて、後何年寿命があるか楽しみである。                                                            
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